以下の文章はGBAの逆転裁判シリーズのネタばれです。
 
 
 
シリーズ中、唯一嫌いと思うキャラが実はあやめだ。

「私には・・・たとえどなたであろうとも・・・いのちを奪うことなどできません」

この台詞で私はあやめが嫌いになった。
これがもし、

「私には・・・たとえどなたであろうとも・・・直接いのちを奪うことなどできません」

で、さいころ錠(笑)が出たら理解できるキャラだったと思う。
嫌いなのは一番最初の台詞をさいころ錠も出さずに(つまり本気で)言うって事なんだよね・・・。

確かにあやめは直接人を殺した事はない。
でも、あやめが止める事ができた事件は何件もある。
14歳の時のちなみによる狂言誘拐事件の真相を知っていたにもかかわらず、尾並田が誘拐殺人で死刑を求刑されても動かなかった。
ちなみが生きている事を証言すれば、死刑にはならなかったはずなのに。
尾並田を見殺しにしたも同然だと思う。
次に美柳勇希殺人事件。
ちなみがあやめに話さなかったのは成歩堂の殺人の件だけだと言っていたので、当然この事件もあやめは知っていた事になる。
これも誘拐の件を警察に密告するなり、勇希に危険を知らせるなりすれば十分に防げたはず。
それから神乃木荘龍殺人未遂事件。
例え事前に防ぐ事ができなかったにしても、成歩堂のペンダントを警察に持ち込めば、ちなみは確実に逮捕されて、半年後の呑田殺人事件は絶対に起こらなかった。
何も行動をとらずにいたあやめが嫌いなわけじゃない。
あやめにとってすればちなみは大切な双子の姉だったのだから。
なので、

「私、お姉さまが大好きでした。尾並田さまや勇希さまの命を犠牲にしてでも、お姉さまを守りたかったのです」

なら、十分納得できた。
けど、消極的とはいえ何人もの人の命を奪うのを協力したというのに無自覚なところが嫌いだ。
春美なんて母親に利用されようとしただけなのに、「合わせる顔がない」と知らなかったという罪を感じているというのにえらい違いだ。
異父妹の爪の垢でも煎じて飲めよ。
こんなあやめなのに
「思った通りの人でした。あの事件の後も信じてました」
(うろ覚えなので間違ってるかも)
とか言っちゃうプライベートでは本当にお馬鹿な弁護士。
一生やってろ!バカップルw

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