パールハーバー

2004年3月28日 映画
公開当時見ようか迷った作品。
「大好評」なんてCMの割に、うわさは散々だったので、見に行くのを止めた作品。
「日曜洋画劇場」でやるならまぁタダだし、見てみるかととりあえず見始めた作品。

・・・時間の無駄でした(きっぱり)

最初の30分で見るのが嫌になってしまった。
ラブシーンの気障な台詞って日本語にするとなんであんなに恥かしく聞こえるんだろう?
プロの声優さんがさらりと言う分にはまだいいんだけど、イブリン役の某女優さん・・・貴方に声優は無理。
字幕のDVDででも見ればまだ良かったよ。
まぁこういう長い作品は中盤くらいから段々盛り上がっていくんだよなと前半のたるいとしか思えないラブシーンをやり過ごした。
こんな感じで見ているのでレイフ戦死の誤報の時も「あぁそう」くらいにしか思わず、一向に映画の世界に入り込めずじまい。
レイフが生きて戻って来て、ダニーと仲がこじれた時も、「うっとおしい奴だな。そんなにイブリンに未練があるなら最初からイギリスなんぞに行くなよ」と思いっきり冷めた目。
んで、ようやくメインだと思われる真珠湾攻撃。
そうか、これが金をかけまくった(映画が始まる前に言っていた)というシーンか。
・・・どの辺りが金かけているのか全然分からん(罰当たりっ!)
ふーん、盛り上がるシーンなんだよなぁ、そうだよなぁ、ふーーーん。
映像とは裏腹にどんどん冷めていく私。
だってこの時点でラストシーンは目に見えていたし。
どうせダニーが死んで、レイフが生き残って、イブリンの子供を育てていくんでしょ?
その子供はダニーとでも名付けるんでしょ?
・・・自分でもベタベタな想像だなと思っていたのに、そのままってナニ?
ダニーの死のシーンでは「さぁ泣けよ」と言わんばかりの演出だったが、あまりにベタ過ぎてしらけ度は増すばかり。
ラストシーンではあきれ返ってものも言えない状態だった。
あれだけ「大作」呼ばわりされていたラストが私でも想像できるような(というかこれだけはしないでくれと願った)ラストって何なのさ。
はあああ、疲れた。

ところで、この映画、公開当時に「日本人を馬鹿にしている」とかって評判になったけど、どの辺が?
私はそんなに感じなかったけど。
テレビで放送用にそういうシーンとかをカットしたのかな?
それならノーカットのものを・・・でも例えタダでもまた見るのは御免だな。

この映画を見て「感動した」という方がいらっしゃったらごめんなさい。

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